株式会社 シーメイダ

奥秩父の秘境! 森林セラピー基地へ行ってきた

ストレスの多い現代社会。癒し目的のセラピーも増えているが、最近よく耳にするひとつが「森林セラピー」だ。

納豆

「森林浴」という言葉は以前からある。森の爽やかな空気が心を癒し、疲れた体をリフレッシュしてくれるというイメージは多くの人が持っているだろう。

森林セラピーは、そこからさらに一歩進んで、その効果を科学的に検証し、心身の健康に役立てようというもの。樹木から発散される香り成分フィトンチッドやマイナスイオンにはストレスを減少させる効果があるといわれ、実際に生理実験によって効果が検証された場所は「森林セラピー基地」として認定されている。【写真】西沢渓谷の目玉「七つ釜五段の滝」

現在、森林セラピー基地は全国に50カ所以上あるのだが、先日、そのひとつである山梨県の西沢渓谷に行ってきた。山梨県といえば、東京に隣接する首都圏でありながら、県土の8割近くが森林の海なし県。都心からのアクセスもよく、森林セラピーにはうってつけだ。
2007年に森林セラピー基地に認定された西沢渓谷は県内でも指折りの景勝地であり、「森林浴の森100選」「21世紀に残したい日本の自然100選」「水源の森100選」「新日本観光地100選」など数々の100選にも選出されている。秩父多摩甲斐国立公園に属し、秘境感たっぷりだ。

渓谷沿いに整備された遊歩道を歩いていくと、「日本の滝100選」のひとつである「七ツ釜五段の滝」を筆頭に、見ごたえのある滝や淵が次々に登場し、マイナスイオンのパワー全開! といった感じ。…

エメラルドグリーンの水の美しさは目を見張るほどで、耳を澄ませば川のせせらぎや鳥の声が聞こえてくる。同行した娘はめずらしい虫たちに興味津々の様子だった。

ハイキングコースはフルコースなら1周約10km。渓谷沿いの遊歩道は、ところどころ濡れていて滑りやすく、鎖を使う場所もあるなど、セラピーとはいえ、それなりにハード。ハイキングというよりはトレッキングのイメージに近く、しっかりした装備は必須だ。

復路は渓谷沿いを離れ、趣がガラリと変わる山道へ。1933~1968年まで木材を搬出するのに使われていた旧トロッコ道で、静かな森の雰囲気が心地よい。
山道は渓谷沿いの往路に比べると歩きやすいが、昔はトロッコの操作ミスで沢に転落した人もいたというから気が抜けない。なんと転落現場には「いこりころばし」「ひこいっちゃんころばし」と名前まで付けられている。おどけた感のあるネーミングだが、実はこれ、転落した人の名前(猪虎狸さんと彦一さん)と、転落を意味する方言「ころばりこんだ」に由来しているそう。転落したうえに、看板まで立てられて後々までそのミスを伝えられるなんて、2人はトホホと嘆いているかも!?

また、復路の途中には森林セラピー生理実験地もある。実際に座観測定がおこなわれたという場所だけに、セラピー効果が実感しやすいかも。ぜひここでは座ってゆっくり景色を眺めながらリラックスしてみよう。 往路と復路の雰囲気のギャップも楽しく、トータル約5時間のハイキングはあっというま。数値上の効果は不明だが、癒された感があるのは確か。ちなみに森林セラピーツアーなどに参加すれば、実際に脈拍や血圧を測ってストレスチェックもできるようだ。 秋には紅葉が美しい西沢渓谷はこれからがベストシーズン。最近、疲れている人、ぜひ森林パワーに癒されてみては。(古屋江美子)

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1377863020488.html (2013年09月04日 エキサイトニュース )

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